私は幼い頃から妄想の世界に耽ることが好きだった
その時間はひとりで過ごす時間のほぼを費やすほどだったように思う
小学2年生になる頃、1人部屋を与えられた
学習机、本棚、洋服箪笥、一段に分解された二段ベット(私には弟がいる)
本棚には沢山の童話の本と図鑑、図鑑は特に人体と昆虫がお気に入りだった
そして、ベットの横には本当に大きな鏡を父上が取り付けてくれていた
いつの頃からか私は鏡の中の自分と鏡の奥にいる妄想上の登場人物と会話を楽しむようになっていた
こう書くとやばい女子だけど、私は本当にこの時間が好きだった
誰にも邪魔をされずに妄想に耽る時間
人の気配がすると、スッと現実の世界に戻ってくる
何事もなかったように、お利口で物分かりのいい子供として過ごしていた
ちょうどこの頃に私はオナニーを覚えた
何がきっかけだったのかハッキリと覚えている
『ゴルゴ13』という漫画である
父の所有している漫画だった
性的な描写が、あり私はそこに(女性の恥部)何があるのかしら?どうしたらこんな表情になるのかしら?と好奇心しかなかった
ある時寝室からハッキリとした性的描写の本を見つけた
マスターが女性を性的に拷問している絵と沢山の文字
親の目を盗んで読み漁った
友達と好きな漫画や本の話をしても、まるで話が合わなかった
私は合わせることをしない少女だったので(協調性の問題)益々自分の世界にいる時間を大事にするようになった
と言っても、全く友達がいなかったわけではない
ただ、その時間は退屈だったし、意味のない時間だった
中学生になって環境がガラリとと変わった
勿論交友関係も
タバコを吸うようになり、初めて友達とAVをみた
SMのAVだった
今でも内容をおぼえている
両手足首に枷をつけられて縄が繋がれて、床から60センチ〜1メートルくらいの高さで四肢拘束され宙に浮いた処女(自分がこの世界に入りこの拘束が現実的でないことに気づき、未だにどうなっていたのかもう一度観て確かめたいと思っている)
洗面器に石鹸水がためられている
その石鹸水を浣腸する
周りの人間が石鹸水へやばいと言っていた
そんな声に耳も貸さず、男は石鹸水をシリンジで浣腸する
処女は泣き叫ぶ
そしてその後、アナルを調教され堕ちていくという内容だった
観ている時間友達は途中で飽きたのか席を何度も外したが、私は夢中だった
見終えて気づいた。濡れている
そんな訳で私は早いうちにから性に目覚め、ファンタジーの世界に浸り、いつもどこかに居場所を探していた
現実社会に普通に生きているとここじゃない気がしていた
少し息苦しかった
親には心配をかけないように一生懸命勉強して成績も良かった
ただし、今と同じ
興味の持てない科目は全くダメだった
高校を卒業して、1年浪人した。一人暮らしを始めた
ここから少しずつ、私はの人生は所謂一般とは違う道を歩き始める
今の私を少しずつ形成し始める
いや、きっと
その前からずっと
鏡の自分と会話し始めたあの頃から